アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おやつ【実守side】
-
洗い物も終わり猫山君の両サイドに僕と碧が座った
「……!!」
猫山君は何かを思い出したように目を見開いてかばんの方へ行ってしまった
「猫山君どうしたんだろ?」
「さぁ?」
パタパタと足音がして振り返るとマシュマロやポテチ、チョコレート、駄菓子などかばんいっぱいに詰められたお菓子を見せてきた
「お菓子持ってきたから後で食べよ?」
子供みたいに目をきらきらさせて強請るように頼んできた
「猫山はどんだけ食べるつもりなの?太るよ?」
碧はやれやれと言った感じで額に手を当てている
「ぼ、僕も食べたい!」
実をいうと寝る前にお布団の上でお菓子を食べながらわいわいするのしてみたかったんだよね…
小学校の時の修学旅行や山の家に行った時はおかし禁止だったし、中学校の修学旅行はいじめられるのが嫌でずる休みしたからそういうこと、友達としてみたい…!!
碧は全てを察したかのようにいいよと言ってくれた
僕達の部屋は二段ベッドなのだが、いつも碧は下の段の僕の寝床に来て添い寝をしてから上の段に戻っている
これだと1人だけお布団になってしまうし、猫山君が相当寝相が悪いと言っていたから今日は三枚お布団を引いてねようかな
「そろそろお布団ひく?」
そういうと猫山君と碧が素早く引いてくれた
僕はお布団を持ったら身長的に前が見えなくてふらふら漂っていただけだ
なんか申し訳ない…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 58