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2人きり【実守side】
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「頭ぶつけたの大丈夫?」
びっくりして忘れたたけど言われてみるとガンガンと鈍痛が走る
体を起こすと碧が優しく引き寄せ抱きしめながら頭をぽんぽんと撫でてくれた
今日はなんだか色々なことが起こりすぎて疲れちゃった…
あ、やばい
寝ちゃう…
ダメだと思いながらも薄れゆく意識を手放した
なんか、苦しい…重たい…動けない…
もしかして金縛り!?
あれ…?
目は開けられる…?
「んぅ…ん!?」
僕は碧と猫山君にガッチリと抱きつかれたまま寝ていた
これは、金縛りと間違えてもおかしくないよね…?
2人とも力が強いからビクともしないし、起こしたら迷惑だから暴れないでおこう…
でも、トイレいきたい…
足まで絡められているので抜け出すのは無理そう…
もぞもぞと動いてると猫山君が起きた
「菊知…?ん、あぁ夢?」
そう言ってギューッと抱きしめられて頬ずりをされる
「猫山君!起きて、トイレ行かせて!」
小声で訴えかける
「んん…あれ?おはよう。なんで菊知がここに?あ、そうだ、実守って呼ぶんだったな…。へへっ」
ふにゃっと笑ってまた寝ようとした猫山君をたたき起こす
寝ぼけてるの!?
漏れちゃうよ!!
「トイレ行かせて!!」
「んー、俺も行くわ」
ようやく離してくれてトイレに駆け込む
用を足して手を洗い終わったら目を擦りながら眠そうに猫山君が待ってくれていた
猫山君…めっちゃ寝ぼけてた
なんか、幼くなってる??
「ね、早く寝よ」
そう言って押し倒される
重い!!
上から抱きついたまま猫山君は眠ってしまった
勿論、僕は中々眠りにつけなかった
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