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ご飯【唯也side】
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菊知が何か考え込んでる…?
可愛い…
「2人とも、クレープ好き?」
クレープ!
大好き
「「うん」」
「何か手伝うことはあるか…?」
少しでもいいから菊知の役に立ちたい
「じゃあ、フルーツ切ってくれる?」
「分かった」
分かったとか言っといてなんだけど包丁うまく使えない…
いちご潰れた…
「猫山、切るの下手すぎw
まず包丁の持ち方がおかしい
ほら猫の手にして」
西前の頭はおかしくなったのか?
俺は人間だ
人間の手が猫の手になるわけないだろ?
それとも俺の手だけが変わらないのか…!?
だから包丁がうまく使えないのか…?
「…?
どうやったら人間の手が猫の手に変わるんだ?」
西前はダメだこりゃと言ってため息をつきながらも丁寧に教えてくれた
猫の手って猫の手の形にすることなのか…
さっきぶっ飛んだ事言っちまった…恥ずかしい…
菊知が焼いてくれたクレープの皮にトッピングしていく
西前はとても綺麗に作っていた
店に売ってるやつみたい…すげー
菊知は可愛くトッピングしてる
アイスの上にチョコソースで猫を描いてる
菊知もクレープも可愛い!
それに比べて俺のは悲惨な状態だ…
フルーツは収まらないし、アイスは溶けるし生クリームははみ出てる
形は餃子みたい
不格好…
かっこいいとこ見せたかったのに
がくりと肩を落とす
「それじゃ、そろそろ食べよ?」
「そうだね!」
「「「いただきます!」」」
美味い!
全部美味かった!
クレープも見た目は悪いけど味は最高!
グラタンとかエビフライとかフライドポテトは姉の料理とは正反対だ…
サラダは野菜つながってた…
次こそは綺麗に作ろう
「お腹いっぱい〜
もう動けない!!」
2人が洗い物をしていたので手伝いに行ったけど西前にキッチンへの進入禁止令を出された
横目で2人を見ると夫婦みたいだった
いいなぁ…
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