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俺の体を肩に担ぐと奴は隣の寝室に運んだ
ベッドの上に投げ出した俺に覆い被さり
指で唇をなぞり
頬を手の甲で撫でるこの男は俺の上司、鈴鹿 英士(すずか えいじ)
俺の指や爪先、薄く開いた唇を見下ろすこいつの顔は厳しく、だがそれは間違いない情欲の証で
ワイシャツのボタンに手をかけ、露出する肌に顔を埋め唇で痕をつけていく
顎を遡り、頂点で唇が重なると俺が鼻から甘い声を抜き
鈴鹿の手が俺の手首を押さえつけ、
もう片方の手が下半身でファスナーを下ろす
部下である俺の唇を貪り、鈴鹿は興奮に息を乱し
俺を見下ろした
じっくりと眺める
眺めるだけ欲情が激しく波打つのだとばかりに鋭い目が潤みを帯びた
いつだったか、朝の5時から連続何時間も働かされ
『俺、飯も食ってないンすけど』
とキレた時、こいつは
『そりゃあ、晩飯が旨いな』
などと涼しい顔を崩さずほざき、それが奴のいつものテンションだったが
今は違う
熱を持ち、血をたぎらせ
欲望のまま男の肉体を責める
鼠径部に手を置き、鈴鹿は俺のペニスをくわえ
丹念にしゃぶりついた
舐めながら俺の体に起こる反応全てをつぶさに観察し、
それが奴の性欲エネルギーに変換される
「ん…、んん、」
目付きの悪さに自覚と定評のある俺だが、
鈴鹿だけは一切怯んだ事がない
それで何かと言えばよく俺みたいな男にちょっかい出す気になったな、と言うことだが、
「んふ…、」
乳首を弄ばれ、俺は唇の端から涎を溢れさせた
鈴鹿の愛撫はなかなか酷い
時間をかけゆっくり相手の官能を引き出し
じりじりと内側から煽り、盛大に燃えさせ
どこに触れられても快感を感じ、限界まで高ぶったそこで
目眩く絶頂へ落とされる
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