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「なるほどね。良い案だと思うよ」
「! では──「でも、」」
「只でする訳には、いかないよね」
正直っていうか、ぶっちゃけどうでもいい。
この世界の人と魔族が争ってようがなかろうが、俺には関係ない事だし。
良い案だと思うけど、俺が骨を折ってまでやる価値が見つからない。
考えただけで面倒臭いし。どうぞご勝手に頑張って下さいって感じ。
それに、曲がり形(まがりなり)にも俺って魔王だから、一応メンツってのを気にしないとノヴァが可哀そうだし。
俺が協力するに値するそれなりのものが必要だと思うんだけど。間違ってる?
そう言うと、ルカは暫く思案した後、こう言った。
「君に、楽しいという感情を教えてやる」と。
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