アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
比較
-
耳クソ勇者は放置して、無駄にくっそ長い頂上への階段を(ルカに背負って貰って)登って
パ●テノン神殿っぽい建物が見えてきた所でルカが止まった。
「どしたの」
「見張りがいる」
どこ。
魔力を目に集中させて千里眼の魔法を使う。
んーっと…
「見張りが4と入った所に6、その奥に2と……あれって地下に行く階段かな。下の方に何かぶっさいくな面した奴が水差しみたいなの持ってふんぞり返ってる」
「そんな所まで見えるのか」
え、見えない?
「私は正面と入った所までしか分からなかった」
「ルカも結構見えてるじゃん」
「いや。しかしさすが魔王だな。中の構造まで知れたのは助かった。これで格段に侵入しやくなった。ありがとう」
「…どーいたしまして」
ぽすんとルカの肩に額を乗せる。
「どうした?」
「見上げるの疲れた」
別にお礼言われるのとか初めてじゃないのに。
変なの。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
57 / 156