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春
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春の 匂いが して来た。
俺 佐藤 加奈眼は この春で もう 高校3年生だ。
もうすぐ 受験も あるし 高校 最後の 1年を 無駄なく 過ごしたいと 思っていた、が。。。
「はぁ?! 俺が 学級委員長?」
「うん」
今 話してるのは 俺の 前の席の 松本。
新学期が 始まってから すぐ 俺に 話しかけて きて 普通に 話している うちに 仲良くなっていた。
「うん、 じゃねーよ! 誰が 決めたんだよ!!」
「お前以外の クラスの 全員。 先生も 含めてな。」
松本が ニシシッと 笑う。
「えっ? ちょっ、どうゆうこと??」
「お前が 居眠りを していたから ムカついた 先生が お前を 指名したの、で お前 頭も 悪くないし キッチリしてっからさ、みんな オッケー 言ったら そのまま 学級委員長の 出来上がりって わけ」
「はぁ?!」
「あっ ついでに 副委員長は 西川な。西川 香(かおる)ちゃん♡」
また ニシシッと 笑う 松本を 前に ため息を つく。
俺の 意志は 無視なのか。。。 あの センコー。。
ってにしても 俺に 学級委員長が 務まるのか?
眉毛を 八の字に して ため息を ついていると、西川が 近づいてきた。
「あの、佐藤くん! これ 先生に 任された 書類、佐藤くんに 渡してって。。。それで その。。。これから 一円 よろしく お願いします!!!!」
「いちえん?」
真っ赤になっている 西川さんが もっと 真っ赤に なって いった。
「いちねんです・・・///////」
「あぁ。。うん」
西川さんは そう言うと 走って 行ってしまった。
それをみては 松本が 言った。
「おい 佐藤 あれ 絶対 お前の こと 好きだぞ? まあ。まんざらでも ないそうじゃないか、耳真っ赤だぞ? 羨ましいな この モ・テ・男」
驚いた 俺は 素早く 耳を 隠し そんなんじゃ ねーからと いって トイレに むかった。
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