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9.My dog*ー遥人ー
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「ちょっと勇也…」
朝、起きてからあることに気づいてリビングに降りる。
シンクの掃除をしていた勇也に声をかけた。
「あ?なんだよ今掃除してんだから話しかけんな」
「俺の部屋にあった箱どうした?」
「箱…?ああ、捨てた」
掃除中の勇也の腕を強い力で掴むと、鬱陶しそうに睨まれた。
今日は休日でワックスをつけていないから、さらさらした長い前髪から鋭い目が覗いている。
「なんで捨てたの」
「なんでって…あれ、ゴミだろ」
「ゴミじゃない!俺の勇也コレクション!」
「気持ち悪いこと言うな!ペットボトルとストローのどこがゴミじゃねえんだよ!!」
勇也が口をつけたものはこっそり回収して箱の中に仕舞っていた。別にナニに使う訳でもないのだから捨てることなかったのに。
「それだけじゃなくて髪の毛も入ってるから!!」
「だから気持ち悪いっつーの!!」
「勇也だって俺のことオカズにしてるくせに!!」
「あ?今それ関係ねえだろ!!」
勇也の腕を引いて着いてくるように顎で指図する。
「くそ…めんどくせぇな」
俺の部屋まで連れてきて、勇也を正座させる。
対面した勇也は不機嫌そうで、イライラしているようだった。
「人の大切なもの勝手に捨てたらダメに決まってるよね」
「あれのどこが大切なんだよ」
「俺にとっては大切だったんだけど」
勇也が目を伏せている。少し申し訳ないと思い始めたようだ。
これはまたお仕置きの口実にできるかもしれない。
「いや…だから、その、悪かった」
「ごめんなさいは?」
「は?なんでそこまで…」
体を押し倒して馬乗りになる。
勇也は心底面倒くさそうな顔をした。
「悪いことしたらごめんなさいでしょ」
「お前…また変なスイッチ入って…」
「ここまで言ったのに謝れないの?」
「チッ…ごめんなさい」
あからさまな舌打ちに眉がピクリと動いた。
この高圧的な態度を崩して恥辱を与えるのが楽しみだ。俺は既に気持ちが昂ってきていた。
「そういう態度はよくないね、またワンちゃんプレイしたいの?」
「はぁ?んなわけねえだろ、ぜってえ嫌だ!」
「でもな~もう捨ててゴミ出して来たんでしょ?あーあ、大事だったのになぁ」
勇也のやってしまったという顔。
少し汗をかいて戸惑っている。
ようやく逃げられないことに気づいたようだ。
「そんなこと…言ったって」
「じゃあ、プレイはするけど俺から襲いかかるようなことは絶対にしない。それでいい?」
「どういうことだよ」
「首輪とかつけて犬はやってもらうけど、無理に挿入したりしないから」
しばらく考えるような素振りを見せてから、嫌々首を縦に振った。
俺がもう何を言っても聞かないと分かって諦めたのだろう。
「じゃあそうだな…これ着て、あとこれも付けようか」
「は…?首輪だけって」
「だけとは誰も言ってないけど?耳も買ってきたから尻尾と一緒につけようね」
またこの絶望した顔。可愛い、これだけで滾ってしまう。
クローゼットから取り出したのはメイド服と犬用の首輪、犬耳のヘアピンと尻尾のディルド。そして男性用の貞操帯。
「いや、メイド服とか関係ねえだろ…」
「折角ご主人様って呼んでもらえるんだから。俺の好みでロング丈だけど、ミニスカートの方が良かった?」
「ロングでいい…いや良くねえよ!」
「早く着替えなよ、それともご主人様にわざわざ着替えさせてもらうつもり?」
勇也は本物の犬みたいに低く唸ったあと、観念してメイド服を奪うように受け取った。
後ろを向いてろというから後ろを向いて着替えを待つ。男同士なのに着替えで恥ずかしがるのが可愛らしい。
「終わった?」
「あ…いや、その」
「遅くない?もう見るよ」
「いや、まだ待っ…!」
振り返るとシンプルなロング丈のメイド服を着て首輪と犬耳をつけた勇也が、尻尾のディルドを手にしたまま顔を真っ赤にして座り込んでいた。貞操帯は床に転がったままだ。
「似合ってるじゃん、可愛い」
「お前の性癖おかしいだろ…おっさんかよ」
「うるさいなあ。早く尻尾つけて。貞操帯は俺が鍵かけてあげるから」
勇也の手から尻尾を奪い取ってスカートを捲ると、本当に女の子みたいに恥ずかしがってスカートを押さえた。
「何すんだよ!」
「代わりに入れてあげようと思って。パンツ脱がなきゃダメだよ」
「自分で脱ぐ…から…!」
スカートの下で下着を脱ぐのは中々見ものだった。黒いストッキングも履かせればよかったな。また別の機会にしよう。
勇也が脱いだ下着を放って四つん這いになるよう指示する。
「は…なんで」
「自分でつけられないワンちゃんのためにご主人様がやってあげるんだから、四つん這いになってお願いしなよ」
「…くそ」
時間をかけて四つん這いになり、真っ赤な顔でこちらを睨みつけてくる。
「はい、尻尾つけてくださいってお願いして」
「し、尻尾…つけて、ください」
「何か忘れてない?」
「……ご主人、様」
スカートを捲る背徳感がとてもいい。
入れる前に解さなければと思い立って、ローションを指につけ適当に二本指を突っ込んだ。
「あんっ…あ、いきなり、なんで」
「ああ、解さないで入れられたいの?」
勇也が止める前に、指を抜いてディルドを奥まで一気に挿入する。
「ああっ!あ…だめ、これ…抜い…」
「これ、ちゃんとスカートから出るようになってるから」
スカートの後ろにある穴から尻尾を通す。
尻尾を押し込んだり引っ張ったりすると、勇也は腰をくねらせて快感に耐えた。
「あとは貞操帯ね、スカート自分で持ってて」
自分でスカートを捲って中を見せつけるかのような格好に、勇也はまた顔を赤くして俯いた。
完全に勃起しないうちに勇也のものをメタル製の貞操帯に納め、南京錠に鍵をかける。
「これ…なんのために」
「ご主人様以外と交尾しないように。鍵は俺が持ってるから。勃っちゃうと窮屈で痛いだろうから、あまり興奮しないようにね」
「だ、誰がそんな…」
「はい、じゃあ最後にお薬飲んで」
勇也が前に勝手に飲んでしまった遅効性の薬。
前に一本飲んで大丈夫だったからなんとかなるだろうと思い、勇也の鼻をつまんでボトルの三分の一ほどを喉へ流し込む。
「これ…やだ…んぐっ…ん」
「勝手に飲んでオナニーするくらい好きなんだもんね?」
「ちが…違う!」
「はい、今から俺のことはご主人様って呼んで返事はワンね。その格好のまま俺の身の回りの事やってもらおうかな」
うなじまでが真っ赤になっていて可愛い。
勇也が少しでも歯向かおうとすればディルドのバイブスイッチを入れられるし、薬が効いてくれば勇也の方からおねだりしてくれるはずだ。
せいぜい可愛く啼いてね、勇也。
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