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ある日健全な男の子が腐男子に目覚めまして。
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「ねえねえキヨ」
そういってフジくんは後ろからキヨに抱きつく。
ああ近い近い近いよ!!!
なんだろう。最近フジくんがキヨ君に抱きついているのを見て変な気持ちになってしまう。
前までこんなの気にしなかったのに。
なんなんだろうこの気持ち。
イライラ? そわそわ? 違う。
.....ドキドキ?
嗚呼。俺、好きなんだな。
キヨフジが。
いやあまさか俺腐っちゃったの?
まじかあ...でも認めてしまったら居心地がいい。
「レトさん...なんでニヤニヤしてんの?」
「ん?いやあ、好きだなあと思って」
あ、やべ口が滑った。
「え!?好き!?」
フジ君が慌てて聞いてくる。
なぜかキヨ君は顔を赤く染めていて。
やばい。やばい。やばい。
バレたら絶対ひかれる...それだけは嫌やなあ、
そう思った俺は良い言い訳を思いつく
「いや、あのほらのぞみーるをね!?」
うん。全然良くなかったわ。
あー絶対可笑しいよな、、。
「レトさんものぞみーる好きなの?」
「え、うん」
「仲間じゃん!!のぞみーるまじ可愛いよな〜」
そういえばキヨ君馬鹿だったわ。
よかったよかった。
でも、フジくんは流石になにかおかしいって気づいてるみたい。ずっとこっちをみつめてる。
俺はとりあえずニコッと笑い返す。
フジくんは一瞬びっくりして嬉しそうに笑い返してくれた。
嗚呼。今日も俺の日々は平和だ。
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