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キヨくんをめちゃくちゃ嫉妬させてやろう作戦4
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fujiside
ピンポーン__________ガチャ
この作戦に乗ってしまった俺は失敗したと思った。
嫌な予感しかしない。
もうやだ!おうちに帰りたい!、!
「いらっしゃいレトさん...とフジ?」
わかり易すぎるだろキヨ。
そんなに嫌な顔して睨まなくてもおじゃま虫なのぐらいわかるわ。俺だってきたくて来たわけじゃねえんだよ。
でも、レトさんの頼みは断れないし....。
「いや〜たまたまのたまたま!そこでフジくんと会ってさ!!?フジくん?」
「え、!あ!そうそうたまのたまたまそこであっちゃってね〜」
いやどう考えたってバレるよその感じはレトさん....
嘘つくの下手すぎるのによくこの作戦実行しようとしたな..
「....そうなんだ!まあ人数は多い方が楽しいしね入って入って〜」
うわ、絶対気づいてて気付かないふりしてる奴じゃんこれ。もうそれじゃん。もうやじゃん。帰りたい。
するとキヨが近づいてきて
「俺とレトさんの邪魔したら許さないから。邪魔したら...分かるよね...?」
「...はい」
これはもう人生のed迎えますね。確定。
「くっ...あ〜!!実況終わり!!疲れた〜」
「そろそろ休憩しよっか」
「そやね〜....」
そういうとレトさんは俺の肩に寄りかかってくる。
うん。聞いた作戦通りだ。
さあて。キヨくんはどんな顔してるかn.....。
見なかったことにしよう。
「フジくんの肩落ち着くわ〜なんか安心する...」
これも作戦通りだ。
さすがにやりすぎか...?
もう1回キヨの顔をみてみy.....
やっぱ見るのはやめよう俺はなにもみてないヨアハッハ
レトさんは腑に落ちない顔をしている。
そりゃそうだよなあ。
レトさんが見てない時にキヨすごい顔...うん
「....?フジくんなんかいい匂いする」
「え?そうかな?」
あ、そういえば俺の今日確か....
「なんか好き...かも...」
へ?
ちょ、レトさんそれは言っちゃったら....
ガタッ
ひっ!!
「フジ」
あー!もうほら猛烈に!ほら!もう!
「は、はい」
するとキヨは俺の耳元で俺にしか聞こえない声で
「このこと ヒ ラ に言っちゃおうかな?」
「ひいっ!!それだけは!!」
くそ!この絶倫悪魔!!
俺とヒラが付き合ってることを知ってるのをいいことに使いやがって!!!
「あれ?フジ?この後予定あるって言ってなかったっけ?
大 丈 夫 な の ?」
はーい!もう帰りマース!
おじゃま虫ももう限界デース!
「そ、そう言えばそうだったわ!!じゃ!帰るね!また!」
「え!?ちょ!フジくん!!?」
ごめんなレトさん!
でも俺は!俺は!
ヒラにばれて怒られるのは嫌なんだー!!!!
なにが嫉妬心のない奴だよ!!
嫉妬心ありありのありじゃねえか!
この野郎レトさんの前だけかっこつけやがって!
いやでもあの感じだともう今頃......
レトさんも大変だなあ。
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