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キヨくんをめちゃくちゃ嫉妬させてやろう作戦4
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今日はレトさんが家に来る日だ。
昨日から楽しみすぎてあんま寝れなかったな。
あー早くレトさんに会いたい抱きしめたい。
ピンポーン_____ガチャ
お!!!やっと!!!
「いらっしゃいレトさん....となんでフジ?」
「いや〜たまたまのたまたま!そこでフジくんと会ってさ!!?フジくん?」
「え、!あ!そうそうたまのたまたまそこであっちゃってね〜」
なにがたまたまのたまきんだよ絶対なんか仕組んでんだろ。わかり易すぎるわ。
レトさんは俺に嘘つくの苦手だからなあ。
まあそんな所も好きなんだけど。
しょうがないから今回は乗ってあげよう。
「....そうなんだ!まあ人数は多い方が楽しいしね入って入って〜」
まあ、確かに乗るとは言ったけど....
「俺とレトさんの邪魔したら許さないから。邪魔したら...分かるよね...?」
ね?フジ?
お前の大事な人にホラ話でもなんでも俺は言えるんだからな?
「...はい」
ちょっとの間だけ楽しませてあげるよレトさん。
「くっ...あ〜!!実況終わり!!疲れた〜」
「そろそろ休憩しよっか」
「そやね〜....」
俺は定位置に座りスマホを取り出す
そして横目で気づかれないようにレトさんを見る。
えっ...と...?
これは な に か な ?
レトさんがフジの肩に寄りかかっている。
あーそういうことね。
俺を嫉妬させてやろうみたいなやつか。
俺ってばかんだけは鋭いんだから。
まあ、でも分かってても良い気はしないなこれ。
そんな時レトさんの視線を感じた。
俺は何事も思ってないかのようにスマホを眺める。
レトさんは少し驚いたようにそっぽを向いた。
あっぶねバレるとこだったわ。
....フージー???
てめえなにしてんだよ?
「フジくんの肩落ち着くわ〜なんか安心する...」
おっとまったそんなことまでしちゃうかんじ?
ふーん?レトさんのくせにやんじゃん?
俺も堪忍袋の緒切れそうだよ??もうギリギリだよ?
くそまじ後でフジ覚えとけよ。
「....?フジくんなんかいい匂いする」
「え?そうかな?」
匂いが落ち着く?
......嗚呼。そういうことか。
本当レトさんは可愛いなあ。
でもそれ言ってる相手がフジってのが本当ムカつくけど。
「なんか好き...かも...」
へー???
ガタッ
レトさんがびっくりした表情をしている。
こんなことにさせたのはレトさんなんだけどなあ。
「フジ」
「は、はい」
俺はフジにしか聞こえない声で言う。
「このこと ヒ ラ に言っちゃおうかな?」
「ひいっ!!それだけは!!」
まあもう心の中では言うって決めてんだけどね。
もうおせーんだよばーか。
「あれ?フジ?この後予定あるって言ってなかったっけ?
大 丈 夫 な の ?」
わ か る よ な ?
「そ、そう言えばそうだったわ!!じゃ!帰るね!また!」
「え!?ちょ!フジくん!!?」
よーしこれで邪魔者いなくなった。
「レトさん」
「こっちにおいで?」
俺をこんなにさせたんだから責任取れるよね?
レトさん。
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