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つい口が滑ってしまい大変なことになりました
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あの日から数日。
今日はキヨくんの家でゲーム実況をする。
あの日はなんやかんやで朝ごはんまで作ってくれてそんまま帰っちゃったけど....。
今日はちゃんとお礼できるといいな。
ピンポーン
ガチャ
「いらっしゃいレトさん。」
「おじゃましますキヨくん。」
嗚呼。いつものキヨくんだ。
いつものキヨくんの匂いだ。
いつものキヨくんの部屋だ。
いつものキヨくんの笑顔だ。
それだけでなぜか心が暖かくなってきてぎゅうってなる。
「どしたのレとさん?」
「え?あ、いやなんでもないよ」
変なレトさんと言いながらキヨくんは実況の準備をする。
キヨくんに見惚れてたなんて口が滑っても絶対言えない。
あーいっそのことあの日みたいにいえたら楽なのに。
...あの日?
あの日俺はキヨくんにそんなこと言った覚えはない。
言ったとしてもかっこいいとかそんくらいや。
もしかしてキヨくんが忘れたのか聞いてきたあの玄関のあとの記憶?
...んー全然思い出せる気がしない。
まあしゃあないな。忘れよ。
そういって俺はキヨくんの隣に座っていつも通り
実況を撮った。
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