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時雨side
「隠し子なんかじゃねぇよ。
俺のこれからの同居人だ。それより咲自己紹介いちようしとけ。そんで、書類置いて帰れ。」
はぁ、めんどくさい。
会わせたくないやつに、あったな。
まあ、時期にばれるし大丈夫か。
「はい!
自己紹介。
俺の名前は、山本 咲 ヤマモトサク気軽に名前で呼んでね。
ちなみに、お嬢ちゃんの名前は?」
あっ、ビクッてなった、まだ早いか真白には。
「こいつは、「僕の名前は、ま、真白です。」
そのあと、少しうつむいて。
「お、男です。
僕は。」
あぁ、可愛い。
俺は、思わず笑ってしまった。
「プッ」
すると、咲がすごくキョトンとした。
「若って、笑うんですね。」
は?こいつは、俺をなんだと思ってるんだ?
俺は、咲を睨んだ。
すると、
「ごめんなさい若。
こ、怖いです。
あ、今日は帰ります!
これ書類です!
おつかれさまです!」
咲は、早口で言うこといって、帰っていった。
ふと腕の中を見ると、真白が気持ち良さそうに眠っている。
俺は、真白のきれいな髪を撫でながら言った。
「真白今日は頑張ったな偉かったぞ。」
なぜだか、俺はすごくこいつを守りたい。
放したくない。
この気持ちは、いったいなんなんだ。
俺は、まだ何もわからなかった。これが恋だということが。
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