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「俺にはさっきの言葉がただの独占欲にしか、聞こえなかったぞ。
もし、お前があのガキに、恋。
好きだと思うんなら責任を持て。
お前は、一人の男であるまえにヤクザで、あのガキはお前にとって弱点だし、あのガキをこっちの世界に巻き込むんだからな。」
責任……
弱点……
真白に、本当の幸せと少し違うものを見せるかもしれない。
それでも、俺は
「真白が好きだ。」
その後俺は、ニヤニヤしていたらしく、隼に言われた。
「ニヤニヤするな、気持ち悪い。
これが冷酷非道の若頭とか、笑えねぇわ。
それに、お前まだあのガキのこと落とせてねぇんだろ、どうするんだよ。
あのガキはそう簡単にはいかねぇぞ」
「知ってるよ。
でも、俺は真白のことをおとす、確実にな。
それで、頼みがあるんだがやってくれるな。」
俺は、隼に少し圧力をかけながら言った。
すると、隼があきれぎみに、
「それ、俺に拒否権なんかねぇんだろ」
俺は、苦笑する。
「そうだな。
明日昼ぐらいから、夕方まで真白をこの家で見ていてほしい」
「は?
無理だろ、俺は絶対に怖がられるぞ。」
「大丈夫だ。
俺が大丈夫にする。
それに、お前には拒否権はないからな。」
隼が俺を睨んで言った。
「チッ。分かったよ。
じゃあ、明日10時に来てやる。それでいいだろ、俺はもう帰る。」
「おぅおぅ、
サンキュウ、じゃあまた明日~」
そして、隼は、舌打ちをしながら帰っていった。
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