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僕は、時雨さんにすごく思ってもらってる。
時雨さんになら、言っても大丈夫なのかな。
何より時雨さんにここまで思ってもらえて、頭を撫でてもらえてすごく嬉しいし、心臓が体が、ポカポカする気持ちになる。
何でなんだろう。
わかんない。
でも、時雨さんには怖いけど知ってもらいたい。
だから、少し時雨さんに我が儘を言ってみた。
「あの……
時雨さん」
「ん?なんだ?」
「僕が今から話をする間、ギュッて、しててもらえませんか?」
すると、時雨さんはすごく驚いていた。
そして、僕をギュッとして耳元でささやくように、言った。
「あぁ、いいぞ。
真白が、俺にそんなこと言ってくれるなんて、すごく嬉しい。
嬉しすぎるよ
真白。」
顔を紅くしながら僕は言った。
「…ありがとうございます。
では、今から話しますね。」
僕の
汚くて、
醜くて、
罪がある、
僕の話を。
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