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「真白!……真白起きて」
「お兄ちゃん?
もう朝?」
「そうだよ、真白。
父さんが帰ってくるから、準備しないと。」
「準備?」
「そうだよ。
とりあえず、真白全部服脱いで早く。
包帯とかも取るよ。」
意味がわかりませんでしたが、兄が焦っているのは分かったので、兄の言うことを聞きました。
裸になった僕は、兄にぶかぶかのTシャツを着せられました。
「真白、あの部屋戻るよ。」
「…嫌だ」
「真白!!」
初めて、兄に怒鳴られました。
そして、またあの窓のない部屋に連れていかれました。
兄は僕のことを、鎖に繋ぎ、首輪を着けました。
兄は部屋を出るときに*ごめん*と言って、部屋を出ました。
この部屋でされたことを、思いだし震えと、涙が止まりませんでした。
すると、上の方でドンッという音がして、怒鳴り声が聞こえました。
僕はこの怒鳴り声が父のものだと、すぐにわかり、ますます震えが止まりませんでした。
そのあと、何分かして父が部屋に入ってきました。
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