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暫くすると、時雨さんと髪が茶色っぽい男の人が喋りながら入ってきました。
「やっぱり、俺にガキのおもりは無理だ。」
「そういわずに、やれよ。
俺は、真白を一人にしたくねぇし。
だから、腹くくれ隼」
「チッ
おい、ガキ
俺の名前は、杉村 隼だ、隼でいい。」
僕はビクッとしたけど、そのあとに、ちゃんと自己紹介をした。
「は、始めまして。
僕は、東條 真白です。」
「真白、偉いな」
と言って、時雨さんは僕の頭を撫でました。
すると、隼さんの口を開いた。
「おい、アホ時雨、
お前もう時間だろ、」
「そうだ、そうだ。
隼ちゃんと、真白のことみてろよ。
もし、真白に何かあったら、許さねぇからな。」
「はい、はい、
分かったから、早くいけよ。」
時雨さんはため息をつきながら、僕の方を向いて
「いってきます」
と言って家をでた。
そして、今この家には僕と隼さんの二人。
長い沈黙が続き、その沈黙を破ったのは隼さんだった。
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