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真白side
僕はずっと時雨さんが帰ってくるまで、隼さんとお喋りをしたり、隼さんが持っていた小説の漢字を教えてもらったりしていた。
すると、時雨さんがドアを開けて帰ってきた。
「ただいま、真白」
「お帰りなさい、時雨さん」
と言うと、ソファに座っている僕を抱き上げて、時雨さんの膝の上に座らせてくれる。
そしたら、隼さんがため息をついたあとに、言いった。
「俺は、邪魔物かよ…
まぁいい。
今日は、もう帰る。
またな、真白、時雨。」
「今日は、ありがとうございました。」
「ありがとう、隼
また、頼む。」
と時雨さんが言うと、隼さんは帰っていく。
暫くすると、時雨さんは膝に座っている僕のことをギュッと抱き締めた。
僕は、ビックリして思わず声を出してしまう。
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