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「うひゃっ!
ど、どうしたんですか?
時雨さん。」
「今どうしても、こうしたい気分なんだ。
ダメか?」
「ダメじゃないです。」
僕は、自分で言って自分で恥ずかしくなりました。
でも、本当にダメじゃない。
むしろ嬉しい。
僕が恥ずかしがっていると、時雨さんは笑っていました。
「クスクス、そうか。
ところで、真白今日は隼と何をしていたんだ?」
「お喋りをしたりしていましたよ。
お昼ご飯は、リンゴを二人で食べました。
僕、そんなに食欲なかったので………
あとは、隼さんが持ってきていてた、小説の中に出てくる、漢字などを教えてもらったりしてましたよ。」
「へぇ~、リンゴ食べたんだ。
じゃあ、晩御飯は何がいい?」
「へ?
僕は、時雨さんが食べたいものなら、何でもいいですよ。」
「ダメ、
真白の食べたいものが、俺の食べたいものだから。」
「えっと、じゃあ………
温かいものが、食べたいです。」
「りょーかい。
じゃあ。冷蔵庫に豆腐あったから、湯豆腐にしよう。
作って来るから、ちょっと待っててな。」
と言って、時雨さんは僕に微笑んで頭を撫でて、キッチンの方へ行きました。
その間僕は、隼さんに言われたことを思い出して、時雨さんにいつ言うか、悩んでいました。
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