アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
63
-
時雨side
俺は、腕の中で寝ている愛しの恋人を見つめた。
そして、頭を少し撫でた。
俺と真白は、今さっき恋人になったばかりだ。
でも、俺は嬉しいが少し心配もしている。
俺は、真白と付き合えてすごく嬉しい。
でも、真白にちゃんとした家族の幸せは俺はやれない。
本当にいいのか?
「それでも、俺は真白が好きなんだよな……」
そう俺は、一言呟いた。
そのあと、ベットからでて仕事部屋へ行った。
パソコンに、リキヤから貰ったUSB さし、中に入っている情報に目をとおした。
「んだよ、これ。
真白の父親って……」
真白の父親。
東條正介、木下組ハッカー。
「は~
こりゃ、大問題だな。」
今、木下組は海外マフィアと違法貿易をしている。
内容は、ハジキとシャブ。
シャブは、如月組じゃ御法度だが、木下組は使ってるやつが結構いる。
「真白を救うには、木下組と戦争もあり得るってことか。」
でも、私情で流石に組は動かせねぇ。
どうするかな。
そういえば、真白の兄貴の情報が少しすくなくねぇか。
「小学生から、高校生まで進学校に行き、すべて首席。
現在不明。って、どうゆうことだよ。
つまり、真白を助けたあと何かあったんだよな。」
不幸なことを考えるとすると、もうこの世にはいなさそうだよな。
生きてるといいけど……
お礼が言いたいし。
マジどうすりゃいいんだよ。
とりあえず、明日は真白を外に出してやろう。
まだ、一人ではたてねぇけど、俺がずっと抱っこしてれば問題ないだろう。
服は、確か隼が前持ってきてたし。
ついでに、親父にも会わしたら一石二鳥だな。
そして、俺は明日の計画を立てて眠りについた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
63 / 268