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真白side
僕が朝目覚めると、時雨さんの綺麗な顔があった。
僕はその顔を暫く見つめていると、時雨さんの瞼が開いて、黒くて綺麗な瞳と目があった。
「おはよう、真白。
そんなに、見つめられると恥ずかしいよ。」
「ご、ごめんなさい。
あの、いつから起きてたんですか?」
「クスクス、秘密。
それより真白、今日はお出かけしようか。」
「お出かけですか?」
「そうだよ。
買い物しに、ショッピングモールにでも、行こう。
そのついでに、俺の親父にもあって欲しいんだ。」
「親父?
時雨さんのお父さんのことですか?」
「うん。
真白に、会いたがってるんだ。
大丈夫?」
「はい、大丈夫ですよ。
僕、ショッピングモール久しぶりですし。
でも、僕服ないですし、一人で歩けないし、まず一人でたてませんよ。」
「大丈夫。
服は隼が持ってきたのがあるし、真白のことは俺が抱っこするから。
それに、車椅子だってあるから平気。
じゃあ、とりあえず朝御飯食べよう。」
そう時雨さんが言ったあと、僕は時雨さんにリビングのソファまで、連れていってもらった。
そのあと、時雨さんはキッチンに行き、戻ってきたときは両手に、コーヒーとホットミルクを持っていた。
そのホットミルクを僕に渡してくれた。
「真白、ホットミルクどうぞ。」
「ありがとうございます、時雨さん。」
僕はホットミルクを、フゥフゥして飲んだ。
とっても、優しくて、甘い味で、時雨さんみたいだった。
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