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真白side
僕は星野さんって、いう人と会ってから、いつのまにか眠ってしまったみたいだった。
そして、起きるとまた男の人たちがいて犯された。
そして、今さっき行為が終わって僕はおそらくベットの上でいる。
やっと、終わったな。
何か今日は、暴力を振るわれたっけ。
でも、全然痛くなかった………
何でだろう。
すると、人の気配がした。
「……星野さん。」
「あら、覚えてくれたのね。
嬉しいわ‼
でも、聴こえてないか。
それにしても、今回もすごわね。
それに、怪我までしてる。
酷いわ。
とりあえず、手当てするからまってね、真白くん。」
星野さんが何かを言ってるけど。
全然分かんない。
あっ、中のを出された。
そうか、後処理とか手当てとかしてくれてるんだ。
こんな、僕に。
今日も、僕はイってしまった。
もう、嫌だな。
死ねたらいいのに……
そういえばさっき行為をした人は、色々言ってたな。
はっきり、聞こえた訳じゃないけど多分当たってる。
淫乱とか、汚いとか、ゴミくずとか、気持ち悪いとか……
本当に僕に当たってると思うよ。
実際そうだから。
僕が考えていると、星野さんが何かを書いて僕に見せた。
〈真白くん
手当て終わったけど、凄く痛いとことかない?
それか、喉が乾いたとか、お腹が空いたとか。
困ったこととか。〉
痛いとこ?
全然ない。
喉は乾いてないし、お腹も空いてない。
困ったこと……
それは、分かんない。
あっ、1つあったかも。
「1つだけ。
僕は星野さんが喋っていることが分かりません。」
僕が言うと、星野さんはやっぱりかという目で僕を見た。
そして、星野さんはまた何かを書き出した。
〈多分真白くんは、今耳が聞こえないのよ。〉
耳が聞こえない。
僕、本当に何もなくなっちゃたな。
時雨さんも、僕を嫌いになって。
耳も聞こえなくなって。
色んな人に犯されて。
汚くなって。
なんで、僕は生きてるの。
生きてる価値なんてないじゃないか。
どうして。
どうしてなの。
そしたら、星野さんに肩を叩かれて紙を見せられた。
〈真白くん。
私達がちゃんと、助けてあげるから。
もう少し、待っていてね。
それから、後でご飯持ってくるわね。〉
そして、星野さんは僕の頭を撫でて部屋を出ていった。
星野さんはいい人だ。
助けてくれるって言ってた。
でも、助けてくれたところで僕に帰ることはない。
ご飯もいらない。
だって、お腹が空いてないから。
もう、疲れた。
本当にここから、消えたいな。
でも、一目でいいから時雨さんを見てみたい。
本当に一瞬でいいから。
ねぇ、時雨さんは僕のこと嫌いになっても、僕のこと覚えててくれますか?
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