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バンッ!!
「うっ。」
何だ、何が起こったんだ。
何で、俺の足から血が出てんだよ。
俺は、思わず膝をついた。
鈴木と咲が走ってきている。
俺は、真白が無事なのを確認して、俺を撃った奴を見た。
「東条。」
「おい、真白を返せ!
俺の、真白だ。
早く返せ!」
東条正介。
お前には、絶対にわたさねぇよ。
すると、咲は俺にかけより、鈴木は東条を取り押さえに行った。
東条は、捕まるまいと暴れたが、ことごとく鈴木に取り押さえられた。
「若、大丈夫ですか。
杉村さんの所にいきましょう。
これで、傷口を押さえて下さい。」
「あぁ、悪いな。
真白の兄貴はどうなったんだ?
それに、お前怪我は……」
「俺は、大丈夫です。
東条圭太は、死亡しました。」
「そうか。
真白に会わせることは出来なかったか。
それにしてもそいつ。」
俺は、痛む傷口を押さえて東条の方を見た。
東条は、鈴木に押さえられながら俺を殺気のこもった目で見ていた。
「きさらぎぃぃぃ!!!
真白を返せ!!
俺の何だぞ!!
返せ!!!
真白は、全て俺の物なんだ!!」
「なぁ、山本。
少し、真白を任せる。」
俺は、そう言って咲に真白を預けた。
そして、俺は東条の胸ぐらを掴んで壁に叩きつけた。
自分でも驚く程、低く冷たい言葉で言った。
「おい、東条。
お前が俺を撃ったのは許してやるよ。
だがな、これ以上俺の気に触ることを言うと、このままお前を絞め殺すぞ。
何が、真白は全て俺の物なんだ、だと?
ふざけるな!!!
真白は全部、真白自信のものだろ!!!
真白の人生を狂わした罪は、重いぞ。
分かってるよな。」
「ぐっ……
ふざけてるのは、お前だ。
真白は、俺の物なん……
ガバッ。」
俺は、あまりに苛立ちすぎて腹を殴って気絶させた。
これ以上喋られると、本当に殺しそうだ。
こいつには、死ぬより辛いことをさせなきゃ意味がねぇ。
「おい、鈴木。
こいつも、拷問室に持っていけ。
でも、手は出すなよいいな。」
「分かりました。」
俺は、真白をもう一度腕の中に入れた。
そして、車に乗って本家に帰った。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
真白side
ここは、どこなんだろう。
凄く暖かい。
さっき、お兄ちゃんがいたきがする。
僕の事嫌いじゃないって。
本当かな?
お兄ちゃんの、ミックスジュースまた飲みたいな。
ねぇ、時雨さん。
時雨さんは、今何してるの?
僕は何か、全部どうでもよくなっちゃった。
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