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2ー6
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僕と時雨さんは、家に帰るとソファの上でくつろいでいる。
僕は、首にかかっているネックレス見ながら呟いた。
「如月真白………」
時雨さんは、僕の声が聞こえたのか、微笑みながら頭を撫でて言った。
「真白、好きだ。
愛してるよ。」
「僕もです。」
「真白、キスしていいか?」
僕が頷くと、時雨さんは僕の顎をつかんで顔をあげると、唇をふさいだ。
「…………ふぁっ…………んっ…………」
僕は、時雨さんに口の中をまんべんなく犯された。
気持ちいい…………
暫くすると、唇が離れた。
もっと、時雨さんが欲しいな、と僕は思ってしまった。
「真白、俺はお前を抱きたい。
いいか?」
抱く?
抱くって、するって事?
時雨さんと繋がる。
でも、いいのかな……
だって、僕は。
「真白、僕は汚いとか思った?
そんなこと、無い。
真白は、綺麗だ。
なぁ、真白は嫌なのか?」
嫌なわけない。
ホントは、僕も時雨さんに抱かれたい。
僕は、口には出さずに頷いた。
すると、時雨さんは僕の事を持ち上げた。
「真白、ベット行こう。
あと、怖くなったら俺に絶対に言うこと。」
「は、はい。」
時雨さんは気付いてたんだ。
僕が少し、怖がってることを。
本当に好きだな。
ベットに着くと、時雨さんは優しく僕を下ろした。
服を脱がして、僕の体を愛撫した。
「真白、綺麗だ。」
「……うっ……アッ…………ん…………ひゃっ…………」
「真白、大丈夫か?
少し、冷たいけど我慢してくれな。」
「っ………………はぁ。」
時雨さんは、僕の後孔にローションを垂らして、解そうと指をいれた。
でも、その時僕はフラッシュバックして、息が苦しくなった。
「うっ…………はぁ、はぁ、
し、時雨さん………………
や、やだぁ…………グスッ…………やめてぇ…」
「真白、落ち着け。
俺を見て、真白。
今触ってるのは、俺だよ。」
時雨さんは、僕を膝の上に乗せてずっと、背中を摩ってくれた。
「真白、大丈夫。
大丈夫だからな。
悪いな、真白。俺、少し急ぎ過ぎたよ。」
僕は、息がちゃんと出来るようになると、だんだん意識が遠のいていった。
「おやすみ」
最後に、時雨さんがそう言った気がして、僕は安心して眠りについた。
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