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2ー39
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僕は、今病院の応接間にいる。
部屋の中にいるのは、隼さん、阿部先生、僕。
北島さんと、雅さんは部屋の外で待っている。
阿部先生は、僕に質問をしてきた。
朝、雅さんにも言われた事。
「真白くん、真白くんは、本当に会って大丈夫かい?」
「大丈夫です。」
「そっか。
真白くんが、大丈夫って言うんなら大丈夫だね。
でも、辛くなったらちゃんと言ってね。
じゃあ、会いに行こうか。」
そう言うと阿部先生は、立ち上がって僕達を案内してくれた。
病室の前には、咲さんが立っていた。
咲さんは、僕を見つけるとニコッと微笑んだ。
「真白くん、こんにちは。」
「こんにちはです。
咲さん。」
「あの真白くん。
若が、2人で話ししたいみたいなんだけど大丈夫?」
時雨さんと、2人……
大丈夫だよね。
僕は、咲さんの問いかけに大丈夫です、って返した。
阿部先生達には、少し心配されたけど僕は、大丈夫ですって、もう一度言った。
僕は、深呼吸をしてノックをしてみた。
すると、中から久しぶりに聞く時雨さんの声がして、僕は中に入った。
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