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離してあげない 朔×亜希 [ヤンデレ]
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[狂おしいほど愛してる]朔×亜希です。
ここは…どこだろう。
何も見えない暗闇。どうやら目隠しでもされているみたいだ。
さっきまで僕は部室にいた…はずなのに。
そう言えば朔くんにチョコもらって…そのあとが思い出せない。
身体もなんだか重たくて…
「う…ん…」
起き上がろうにも思うように動けない。
コツ…コツ…
僕の声に気づいたのだろうか…
足音が近づいてくる。
コツ…
止まる足音。
すぐそばで人の気配を感じる。
「…ひっ」
誰かの手が僕の頬をなぞった。手はそっと頬…唇へとなぞっていく。
「クス。」
手の主の笑いが微かに聞こえた。
「っ…だ、誰…?」
手はそのまま僕の首筋を撫でる。
緊張と恐怖から僕の身体はどんどん固くなっていく。
手の主は楽しそうにクスクス笑いながら僕の体に手を伸ばす。
「…亜希さん。」
え…
この声。
「っさ、く…くん?」
「はい。」
その声はとても嬉しそうで…
「な…でこんなこと…」
「亜希さんがいけないんですよ…亜希さんが可愛いから。」
彼は何を言っているのだろう…
頭が回らない。
彼は…キケン。
本能が逃げろと告げる…しかし身体は動かない。
「亜希さん?…あ、そうだ。目隠し外しますね。」
反応のない僕を不思議に思ったのかいきなり視界の闇は消えた。
薄暗い部屋。ここは朔くんの部屋なのだろうか…
「っ…!?な…」
最初は暗くて気づかなかった…
「ぼ…く…」
壁に貼られたたくさんの自分の写真。
いつ撮られたのかわからないものばかり。
「ずっと亜希さんに触れたかったんですよ…」
動かない体は朔くんに起こされて、彼は僕をぎゅっと抱きしめた。
そのまま朔くんは僕の首筋に顔を近づけ…
「いっ…」
「痛かったですね、ごめんなさい。でも…綺麗につきました。」
亜希さんは肌が白いから…なんて嬉しそうに言う朔くんに恐怖を覚える。
「怖くないですよ、亜希さん。」
小さい子をあやす様に優しい声で言われても、体の震えは止まらない。
それでもこのままでいるわけにはいかなくて…
「さ、朔くん…離し…て。」
震える声で願う。
朔くんはニコニコしていて…
「亜希さん可愛い…でも。…離してあげない。」
絶望的な台詞と共に
「や…め…」
僕を押し倒した。
______________________
もうどれくらい経ったのだろう…
「あっ…や、やだっやだあああ」
「可愛い…可愛い可愛い可愛い」
叫びすぎて声は既に枯れている。
朔くんは僕に覆いかぶさって狂ったように僕を抱き続けた。
初めての行為に痛みしか感じなかった身体はいつしか熱を求めるようになって…
「や…いやあああ…そこ…やめ…あっああっ」
意識が何度とんでもお構い無しに身体を揺すぶられて…
「亜希さん可愛い…ここ好きなんですね。」
「や…も…イきたくな…あああああ」
怖いくらいに感じすぎた僕の身体は限界なんてとうに超えていた。
そんな僕を見て朔くんは何度も深い口付けをしては可愛い…と蕩けた顔をする。
「亜希さん。亜希さん気持ちいい?亜希さん。」
その瞳はギラギラと光って僕を逃がしてはくれないのだと何度も絶望を感じる。
「亜希さん。…大好き。」
愛の言葉とはこうも苦しいものなのだろうか…
「亜希さん。亜希さん。ずっと一緒だよ…。」
何度目かの遠のく意識の中、恐ろしいくらい綺麗な彼の笑顔が見えた。
僕はいったいどこで…
間違えたのだろう。
___________________
初めてのR18小説でした!
色々未熟です…!
キャラの中でも
朔くんはお気に入りの子です。
ちょっと…かなり?愛が重たいかも…
亜希くんがんばれ…
ちゃんとハピエンも書きたいなあと…
ありがとうございました!( *´ω`* )/
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