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2回目(5)※
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一緒にシャワーを浴びようと浅野に誘われたが、狭いからと断わった。そうは言っても、言う程狭くないから納得させるのには、ちょっと無理があったかもしれないけど。
こっちにも色々と準備がある訳だ。
わざわざ人に言ったり見せたりする行為じゃないし(まぁ、たまにそういうプレイをする人もいるけど)異性同士の普通のSEXであれば不要な、手間がかかる作業だけど、俺は別に嫌いじゃない。
相手への思いあっての行為だし、浅野に抱かれたいって自分自身が思ってるって証拠だから。
浅野は、こんな事してるなんて知らないだろうけど。ていうか、知らなくていいけど。
「お待たせ…」
「お帰り。準備して来たのか」
浅野はベッドに横になったまま、俺の顔を見るなりそう言った。
「……準備って」
今、聞き捨てならない言葉が聞こえた様な…
「中、洗ったりするんだろ?そう言うもんだって書いてあった」
調べたのか…
ウィ◯ペデ○アか?知○袋か?つくづく調べれば何でもすぐに分かるネット社会が、恐ろしい…
「お前な…SEXに興味津々な中学生男子みたいなマネすんなよ」
ベッドの端に座り苦笑しながらそう言うと、浅野に腕を引かれて、そのまま腕の中に引き込まれた。
「っ…」
「だから、お前の事早く知りたいって言っただろ」
「だからって、そんな事知らなくていいから」
「でも俺、知った時嬉しかったけど」
「何で?」
「だって、篠原が自分から俺に抱かれたくて綺麗にして来たんだろ?思い合ってる感じがして嬉しいと思った」
びっくりした…
まるで、さっきの俺の気持ちをそのまんま口に出したみたいだ。
「お前ってさ…やっぱりいーや」
調子に乗るから言わない。
「何だよ。途中で止めるとか気になるだろ」
「気になれ気になれ」
「このヤロ、絶対言わせてやる」
浅野はそう言ってニヤリと笑うと、俺の脇腹やら背中をくすぐり出した。
「ギャー止めろって!」
「ほらほら吐け吐けー」
うーん…何かこの状況って、修学旅行の旅館の部屋で好きな女子の名前を言う言わないで、じゃれてる男子みたいじゃないか。(経験談)
楽しいし、俺達らしいけどさ…
「ったく…ムードもへったくれも…」
やっと俺をくすぐる手を止めた浅野に、呆れながらそう言いかけると、突然浅野の手つきが、変わった。
「っ…ん」
下から優しく這い上がる手のひらが、太腿から腰のラインをなぞり、そして…
「淳也」
名前で呼ばれた。
初めて。
「な…何だよいきなり」
反則だ。たったそれだけでムード作りやがって…
「お前は言ってくれないのか?」
本当はずっと呼んでみたかった。
「…祐介」
うわ…何か恥ずかしいなコレ。ちゃんと慣れるかな?
「今日は最後まで名前呼びな。苗字で呼んだら罰ゲーム…」
そう、嬉しそうに言うと浅野は俺の唇に口付けた。
「ん…」
角度を変え、啄ばむ様にキスを繰り返し、深く唇を重ねて互いに舌を絡めれば、身体は次第に熱を帯びて行く。
首筋、胸元へと唇を這わせ、愛撫しながら、互いの性器を擦り合わせる様にすると、浅野の手のひらが包み込んだ。
「あ…んっ…はァ」
先端から溢れ出した先走りを塗り込みながら、ぐちゅぐちゅと二本合わせて上下に扱かれる気持ち良さに、腰が揺れる。
「は…んぁ…っ」
「淳…尻こっち向けて上に乗って」
名前を、‘淳,と、短く呼ばれ、胸が弾む。
コクリと頷き、言われるがまま浅野の身体を跨ぎ、シックスナインの格好になると、目の前に反り勃った浅野の性器を口に咥えた。
「んん…」
ーチュ…チュプー
舌でその形を確かめる様に、なぞりながら、上下に出し入れをしていると、俺の性器も快感に包まれた。
浅野は先端を口に含んで、ゆっくり口の中に引き込むと、俺が浅野の性器を出し入れする動きに合わせ、唇を窄めながら攻めて来る。
「ふぁ…んん」
その快感に身を震わせていると、浅野が俺の性器を口にから抜き出し、舌先が玉の裏側をなぞりながら後孔に辿り着いた。
唾液を纏った舌先がぬるぬると、孔の周りを刺激する。
「あ!…はぁ…んんっ」
浅野の手が、俺のお尻を左右に開く様にすれば、ヒクヒクと動く孔の中に、舌先が差し込まれた。
ークチュ…グチュー
尖らせた舌先で、浅い部分刺激され、快感に腰が揺れる。
「ん…あッ」
「指、挿れていい?」
浅野が孔の入り口に、指先を滑らせながら、そう問いかけた。
「あ…ゆ、祐介…ちょっと待て」
「?」
俺は、身体を伸ばしてベッドサイドの棚の中から、ローションを取り出し浅野に手渡した。
「これ使って…」
「ローション?」
「うん。使った方が、お前も気持ちいいだろうから…」
ーキュ、ポンー
浅野は、キャップを外すと、手のひらにローションを落として、俺の後孔に塗り込んだ。
ヒンヤリとした液体が、少しづつ馴染んで来て…
「ん…ッ!」
押し込まれた指先が、容易く中に入って来て、中で指を曲げ伸ばししながら、ぐるりと掻き回されれば、快感に包まれる。
「簡単に入ったな…指に吸い付いて来た」
指一本の緩い刺激に、身体は再び疼き始める…
「ゆ…ぅすけ…っ」
「もっと?」
強請る様に見つめながら名前を呼ぶと、俺の気持ちを察したのか、浅野にそう聞かれて、俺はコクコクと頷いた。
「ほら…二本目」
ーグチュ!グチッ!ー
「ん!ぁ…ンん」
第二関節の辺りまで挿れられた二本の指が、奥の壁面に押し付ける度に、後少しでソコを探られそうで…
「腹側だったよな…この辺?」
ーグリッー
「ーーッ!」
一点を押し上げた瞬間、身体が大きく跳ね、俺の性器が内側からの刺激でピクリと反応した。
「あ…あッ!」
気持ちいい…ムズムズする…
「見つけた」
浅野はニヤリと笑うと、そのポイントを指で刺激しながら、グチャグチャに擦り上げて来る。ローションでトロトロな性器も手のひらで扱かれ、激しい快感に腰がガクガク震えて…
「あッ…イ…やぁ」
駄目だ…このままじゃ指で…
「イヤ?」
突然中と性器を弄る手も止められ、指がヌチュと、音を立て一気に引き抜かれた。
「ん…っ」
中を空にされて、身体中がジン…と痺れる感覚に襲われた。
「もう…ゆう…すけの…挿れて…ッ」
堪らず、蜜を垂らす自らソコを開いてそう言った。
「っ….お前エロ過ぎ」
「だって…お前が焦らすからっ」
痴態を晒す俺を満足そうに見つめる浅野から顔を逸らしてそう言うと、浅野が、その顔を引き戻して唇にキスを落とされた。
「正直、俺も限界だったんだけどな」
「祐介…」
「ゴムある?」
ある。あるけど今日は…
「いい。そのまま…挿れて」
浅野の熱を直に感じたいから…
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