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悩み襲来(4)※
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「ん…あっ…」
浅野と俺の性器が合わさり、浅野の手のひらが優しく性器を包み込むと、待ち望んだ快感に、ピクリと身体が跳ねた。
先端を親指で刺激しながら上下に扱かれる度に、二人分の先走りが卑猥な音を立てる。
-グチュ…グチッ-
「ど?お望み通り、ぐちゃぐちゃになってるけど」
「ん…きもち…ィ…っ…」
脈打つ熱、骨張った男らしい指先、俺を見つめる熱を孕んだ瞳、その全てが俺を快感へと導く。
一度味わってしまえば、自ら浅野の体温を、感触を全体で感じたいのに、縛られた腕では叶わなくて…
「っ…もっと…」
いっぱい触れて欲しいと、身体が求めて止まらない…
「…扱いて欲しい?」
浅野に顔を覗き込まれ、ブンブンと首を振った。
「…もっと、ギュってして…」
そう呟くと、突然浅野の腕が俺の身体を引き寄せ、隙間を埋めるように、唇を塞がれた。
「んン…ッ」
舌を絡ませながら、お互いの唇を貪る様なキスに身体中が溶けて行く…
「っ…あんま煽ると止まんなくなるぞ」
浅野は困ったように微笑むと、頬に、首筋にキスを落としながら呟いた。
背中に回された左腕にきつく抱き締められ、もう片方は硬さを増し蜜を垂らす性器を泡立てる様に、激しく扱かれる。
「ひ…あァ…んぅ…ゆぅすけ…」
快感に、脱力する身体を浅野の身体に預けて、肩に顔を埋めながら、名前を呼ぶと、
「ッ…最後まではしないつもりだったんだけどな…もう無理だ」
浅野はそう言って、イスから立ち上がると、俺の上半身をデスクにうつ伏せにさせた。
俺のパンツは下着ごと、ずり下ろされ、お尻が露出する…
突然、お尻の隙間に指先が滑って後孔を掠めた事で、浅野が俺にハメようとしているんだと分かり、慌てて身体を捻って、声を荒げた。
「っー!祐介、まさか…ここで最後まで⁉︎…ッあ」
「そのまさかだけど?」
ぐにぐにと、先走りで濡れた指先を後孔になぞらせながら、ニコリと満面の笑みでそう返されてしまった。
最初に浅野から、けしかけられた時は、まさかオフィスで最後まではしないだろうと思って流されてしまったけど、こんな所でなんて…
「ン…キレイにしてないから…ダメだって!…っ」
浅野は、俺の言葉がまるで聞こえていないかの様に、俺の尻たぶに何度もキスを落とし、舌が這う度に、ビクビクと腰が跳ねる。
「やッ…ん…ンッ」
手の平がグイッとお尻を開いて、浅野の口からトロリと落とされた唾液が割れ目から後孔まで伝うと、指先がゆっくりと入って来た。
「嫌だって言ってるわりには…」
-グチュ…クチュ-
「あ…ッ…はァ…」
「凄い、飲み込んでくけど?」
浅野は背後から覆い被さりながら、俺の耳元でそう囁いた。
ゾクリと、身体の奥が疼いて浅野の指先を締め付ける。
「フ…今、キュンてした」
浅野は、嬉しそうにそう言うとさらに指を二本に増やして、奥を探る様に、動かし始めた。
「ヒ…あん…っもう、ゆうすけのバカ…っ」
「そのバカの、コレ、もう入っちゃいそうだけど」
浅野の性器が、ヌルリと後孔を滑り、先端が押し付けられると、無意識に迎え入れ様と、息を吐き、力を抜いてしまう自分が、心底恨めしい。
「はぁっ…はっあ」
「ほら…もう少し…」
ヒクヒクと、伸縮する俺の中に、浅野が入って来る…
「あッ!…くン…ぅ」
-クプ!…ズズッ!-
「入…った」
浅野のサイズピッタリに拡がったソコを指先で更に拡げながら、奥へ奥へと、侵入して来る。
「はぁッ…ンぁああッ!」
先端をいい所に押し当てる様に、引き抜いて、再び抉りながらソコを目掛けピストンを繰り返されれば、絶え間無く、声が溢れる。
「あッ、あッ、…んぅ!」
腰の後ろで手首を縛られたまま、デスクに顔を押し付けて、背後からガクガクと腰を揺すられていると、浅野が俺の肩を掴んで、仰け反る様な体勢にされた。
浅野の指先が喘ぐ俺の唇に差し込まれ、上顎や舌を弄びながら口内を刺激する。
溢れる唾液が、口端から喉を伝って零れ落ちた。
「ん…ふぅ…ンぅ」
何でだろう…
いつもと違う荒々しい手つき、息苦しいし、体勢も無理しているのに、俺…凄く感じてる?
「ッ…淳也、何か今日凄い興奮してる?」
「やッ…そんな事…な…ッあ!」
「嘘つけ。前、こんなに凄い事になってるぞ」
俺の気持ちを見透かす様な浅野の言葉に、言い返そうとするも、性器を握り込まれた手の平から先走りが、ポタリと糸を引き、床に零れてしまっては、認めているも同然だった。
「俺も…何か無理矢理犯してるみたいで、興奮する…ッ」
耳元で浅野にそう囁かれて、自分の身体にゾクゾクと湧き上がる形容し難い強い快感の正体に気付かされ、顔が熱く火照る。
誰もいない夜のオフィスで、シャツと靴下だけにされ、ギシギシと揺れるデスクの上、獣の様に背後から何度も突き上げられて…
あぁ、俺…今、浅野に犯されてるんだ…
そう思ったら、更に、大きな快感の波に、飲まれて…
「ふあぁッ!もぅ…イキそぅ…ッ」
「はぁ…ッ…俺も…ヤバイ」
浅野はそう言うと、俺の片足をデスクの上まで抱え上げ、開かせると、激しく、腰を打ち付けた。
身体を捻らせ、唇を合わせた瞬間…
「イッ…あァッ!」
「くッ…!」
吐き出された精液がデスクの上に飛び散ったのとほぼ同時に、俺のお尻の上にも、暖かな液体が吐き出された…
「はぁッ…は…ッ」
肩で息をしながら、快感にボンヤリとしていると、シュルリと布ずれの音がして、手首を縛っていたネクタイが、ようやく解かれた。
「悪い…痛かったな」
酷い事をされたはずなのに、赤く跡の残る手首に唇を寄せながら、そう言う浅野に、胸が高鳴る。
「あぁ。すげー痛かった…だからお詫びに…」
俺は、自由になった腕を伸ばして、浅野の胸の中に抱きついた。
「暫く抱きつかせろ」
「フ…あぁ」
俺の背中に回された、浅野の腕が、ギュッと強く、俺の身体を抱き返した。
俺はどんどんお前に夢中になって行く…
なぁ浅野…俺はお前を夢中に出来てるかな?
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