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出会い
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「あの、隣の部屋に引っ越してきた
神崎 鈴(かんざき りん)っていいます。よろしくね」
あ、隣の人。
最近騒がしいと思ったら引越だったのか
「……こちらこそ。」
そう言って扉を閉めようとする
「あ、まって!あの、これ良ければどーぞ」
と言って何かを差し出される。
眩しくて神崎さんの手がどこにあるかもよく分からない
「…ありがとうございます」
受け取ろうとするがなかなか場所がわからず嫌になる
「大丈夫?」
そう言って突然俺の手を取ると、ここ握って。と、持つところを教えてくれた
そのままそれを握ると、美味しいやつだよー。と言って手を離された
「……ありがとうございます」
「じゃあ、また今度話そうね」
小さく頷いて玄関を閉めた
リビングのテーブルの上に貰ったものを置き、そのまま寝室に向かう
「…はぁ。」
枕に顔を埋め、息を吐けばそのまま意識を手放した。
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