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始めまして side-
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side-(アルビノの少年)
痛い、苦しい────
「……っ、」
目が覚め、反射のように飛び起きるとお尻がズキッと痛んだ
「……いっ、た…」
夢だと胸に手を当てて息を吐いてから、そっと目を開いた
…え、ここどこ。
病院?でも、誰かの家のようにも見える
だとしたら、誰の家…
とりあえずベッドを降り、ふらふらする視界で部屋を出た
「あ、起きたの?今お粥作ってるからちょっと待ってね」
俺がここにいるのはまるで当たり前のように何の緊張感もなくそう指示される
対して俺は部屋の明かりが眩しくてまず目が開けられない。
ここはどこ。あなたは誰。
「はい、できたー」
必死に目を開こうと手元で影を作っている間にお粥はできたらしい
「……ぇ、いや、大丈夫」
「そんな事言わないで。痛くない?ソファ座ってていいよ」
そう言われ、なぜ痛いと知っているのかと視線を落とせば着替えさせられていることに気づく
「っ、……うそ…」
見られた?この人に?
確か、神崎 鈴。…隣の家の人。
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