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外
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コンビニの中の休憩スペース。
椅子に座れるようにそっと降ろした
「外、暑かったねー」
「……」
結は抱っこした事で不機嫌になってしまったらしい。
暑さで赤くなっている頬を撫でる
「痛くない?」
こんなに真っ白で綺麗だと、頬が赤くなるだけでもヒリヒリと痛むのではないかと不安になる
「…うるさい」
不貞腐れてた結はテーブルに突っ伏してしまった
辛くならなきゃいいけど。
そっとその場を離れてレジに向かった
「いちごパフェ2つお願いします」
「いちごパフェおふたつですね」
軽く注文を済まし、結のいるテーブルに戻った
「抱っこの件はごめんって!」
そっと背中を撫でていれば、目だけちらっ。とこちらを向けてくれた
「…別に怒ってない」
小さな声で、そう言った。
「ふふ。よかった」
結の隣に座り、他愛もない話をする。
すると、店員に番号を呼ばれた。
レジまで取りに行き、いちごパフェを受け取る
休憩スペースに戻ると結は日陰の位置に移動していた
「結ー、これ食べよ!」
「なに、それ」
初めて見るのか、不思議そうにいちごパフェを覗いてくる。
「いちごパフェ。食べたことある?」
「…ない」
結はこの日、始めていちごパフェを食べた。
食べ終わり、少し休んでからコンビニの中を物色する。
結は飲み物コーナーでカルピスを手に取った
「カルピス好きなの?」
「…別に好きって程でもないけど」
そう言って、大事そうにカルピスを持った
「カゴに入れていいよー」
持っていたカゴを結の前に出す
結は『…ありがと』と、カゴの中にカルピスを入れた
その後、シュークリームとヨーグルト、ポップコーンを買って車に戻った
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