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日常
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それから段々と質問から話題はずれていってしまって、今は珍しく眠そうな結の頭を撫でていた
目を閉じそうになってはまた開いて。
それを繰り返して、時間が過ぎていた
静かな部屋で、明日のことを考える。
明日は仕事に行かなくてはいけなくて、結をひとりにするのが心配だった
想を呼んでも良いけれど、それは環ちゃんの調子が良ければ。の話だ
想とは病院で働いていた時に仲が良くなった。
いつも落ち着いていて、相手の話を聞くのがとても上手。
さり気ない気づかいなんかも出来るし、仕事も出来る。
想は今も医者として病院で働いている。
対して環ちゃんは凄く元気な想の恋人。
会うといつも『鈴ー!』って飛びついてくる
感情も豊かで、想はそれが可愛くて仕方ないらしい
けれど環ちゃんは幼い頃、虐待されていた。
その話題に触れられるのは想だけで、それ以外の人が聞き出そうものならパニックだけでは収まらないときもある。
そして、可哀想なことに心因性嘔吐症というものを持ってしまっている。
緊張したり、怖くなったり、不安になると直ぐに胃のものが逆流してしまうというもの。
だからいつも喉を痛めていたり、首やお腹が筋肉痛のようになってしまっていることが多い
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