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朝 side想
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もぐもぐと梅干しの酸っぱさに負けてご飯を口に運ぶ環。
梅干しと一緒なら、割といつもより量を食べてくれるかもしれない
「たくさん食べてね」
その言葉にいっぱい頷いてくれた環が可愛らしく微笑む。
それから梅干しおにぎりを食べ終え、昆布も食べた。
もうお腹いっぱいと言いながらも鮭おにぎりも食べたいらしい。
本当に小さなサイズだから、3つくらいは食べてくれると嬉しい
「美味しいよ」
鮭おにぎりを食べながら言えば目をキラキラとさせる
「食べられそう?」
「…うん」
少し不安そうに、おにぎりを手にとった
「残しちゃっても俺が食べるから大丈夫」
「ほ、ほんと…?」
「うん。好きなくらい食べて」
「…ありがとう!」
そう言うと、ぱく。と鮭おにぎりを食べ始めた
美味しいって一生懸命に食べてくれる姿は本当に可愛くて好き
それでも、半分くらい食べると口に運ぶ手が止まって時折眉をひそめる
もう、お腹がいっぱいなのだろう。
「残してもいいよ」
後は食べるね。と手を差し出せば申し訳なさそうに、ありがとうって手渡された
それでも今回は、結構食べてくれたほうだと思う
よしよし。と髪を撫でれば何故か俺も頭を撫でらた
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