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検証 side結
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side結
俺はバカだから。
知らないことも多いし、人の気持ちもわからない。
自分のいいところなんてひとつも挙げられない
でも鈴はそんな俺のことを好きだと言ってくれた
環と想に相談して少しだけ気持ちが軽くなるような気がした。
少しだけ余裕もできたような気がする。
俺は鈴のことを信じてみたくなった
そしてその為に、バカな俺は鈴がどこまでは許してくれて、なには許されないのか。
そして、…何をしたら嫌われるか。
それを、試してみることにする
「鈴」
「……んー?」
午前3時。気持ちよく眠っている鈴を起こしてみる
「どうした?」
「起きて」
…怒られるかな
申し訳ないけれど、あえて起こした
「…ん?どうしたの?」
心配するように撫でてくれる手を思い切りはらう
嫌なわけじゃなくて、何をしたらダメなのかが知りたいから。
でも流石にこれはやり過ぎだろうか
鈴は優しくしてくれただけなのに。
「どうした?」
今度は触れはせずに心配そうな瞳を向けられた
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