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「冷たすぎたら言ってねー」
その言葉と共にズキズキと痛む部分に冷たいものが触れた
冷たすぎない、丁度いい温度。
「結」
「…なに」
「どうしたの……って、足!血!」
「…あぁ」
すっかり忘れていた。
ハサミが綺麗に足の上に落下したのか、スパッと切れている
「ちょっとこれ持ってて!」
その冷たいものを渡される
頭にあてられていて気づかなかったけれど、ガーゼの様な薄い布に巻かれていた
だからちょうど良かったのか。
「はい足出して!」
いつの間にか戻ってきていた鈴に足を掴まれる
「…わっ」
テーブルの方に足を引き寄せられて、ソファに寄り掛かっていた体がズリズリと落ちていってしまう
「大丈夫?」
くすくす笑う鈴に顔が熱くなる
普通に恥ずかしかった
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