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動物園につくと、まず音が聞こえた
多分動物の鳴き声なんだろうけど何の動物の鳴き声かまでは分からない
「あそこ行ってみよう!」
あそこ。と鈴が指したのは一番近くの檻。
「あ!レッサーパンダだ!」
「どこにいるの」
木と草だけで肝心の動物は見えない
「ほら、目の前!」
「どこ?」
「ここ!」
「わ、ほんとだ」
目に飛び込んできたその動物は一瞬俺と目があって、その後は何もなかったかのようにまたくるくると歩き出す
「…犬?」
犬とは雰囲気が違うけれど猫とも違う
「レッサーパンダ!可愛いよね」
「…レッサーパンダ」
そいつは尻尾までふわふわと可愛らしい姿をしているのにかっこいい名前だなと思う
「触れないの?」
「触るのはだめなんだよ」
「…そうなんだ」
そのふわふわを触りたいという気持ちを抑えて動き続けるレッサーパンダを目で追い続けた
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