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気持ち
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「…美味しい」
「よかった!ここのチュロス有名なんだよ!」
「そうなんだ」
袋のデザインも可愛くて、ちゃんととっておこうと心に決める
甘くて美味しいチュロスをゆっくりゆっくりお腹の中に入れていく
「ショー見終わったらお化け屋敷とか行ってみる?」
「お化けが出てくる場所?」
「まぁそうだね!」
「…一人で行って」
「お化けとか苦手?」
あ、その顔はバカにしてるな
「苦手とかではないけど」
「けど?」
「…気分じゃないだけ」
そう、気分じゃないだけ。
決して怖いとかそういうことではない。
「やっぱり怖いんだ!」
「怖くないって」
「じゃあ行こう?」
どうしてもお化け屋敷に行きたいらしい。
ね?いいでしょ?と何度も聞いてくる鈴に行くしかないなと思い直して首を縦に降った
そもそもお化け屋敷なんて入ったことないから苦手も得意もわからない。
けれどここは遊園地の中で、いくらお化け屋敷と言えどそこまでは怖くないだろうと油断していた
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