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嬉しい
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「結」
嬉しそうに結を抱き寄せた鈴。
さっきより距離が近くなってしまって結は胸に手を当てていた
「じゃあ撮ろうか!」
その声を聞いて急いで想の膝の上に戻る
「おかえりー」
ふふ。と笑ってだきしめてくれた
「ただいまっ!」
カメラの画面を見たら結が恥ずかしそうにそっぽを向いていた
「結」
「ん?」
「こっち見て!」
「…っ、うん」
ちら。と覗くように一瞬だけ向けてくれた視線
結とカメラ越しに目が会ったのが嬉しくてにこにこしていたらシャッターを切る音が聞こえた
画面には恥ずかしそうな結と嬉しそうな鈴。そして結の方を見て嬉しそうな俺と、ドキッとしてしまうくらいに優しい表情をした想。
何だか写真から声が聞こえてくるような感じがした
「俺この写真一生大切にする!」
鈴がケータイを見て嬉しそうに笑った
「結可愛いー」
「っ、うるさい」
結と鈴がおしゃべりをし始めたから、俺はくるっと回転して想の首筋に顔を埋めた
「想」
「ん?」
ちゅ。
誰にも分からない、ばれない角度で頬にキスをした
「どうしたの」
照れたように笑った想はそう言いながらも頬にキスを返してくれた
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