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授業参観
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「でもね、起立!礼!は楽しかったよ!」
「あれ俺も好き!なんか凄いよね」
なんかすごい。って鈴が言っちゃうの
「実験どうだったー?結やってくれてたよね」
「…なんか分かんないけど、できた」
「多分一番早かったよ!どうする?科学者になる?」
「ならない」
「俺と一緒に空飛んだりしようよ」
「飛びたくない」
「じゃあタイムスリップしよう」とか「恐竜に会いに行こう」「宇宙行こう」と色々言ってくるが別に俺はタイムスリップしたくないし恐竜にも会いたくない
「恐竜会いたい!でも、これくらいの!!」
これくらい!と環は親指と人差し指を少し広げてサイズをつくった
「恐竜はもっと大きいよ」
「どれくらい?」
「この部屋くらい」
「えっ!!やっぱやだ!会わない!」
「うん。タイムスリップはしない」
ふたりでうんうん。と頷く
鈴が「絶対楽しいのに!」と言うけれど、俺は行きたくないので、それを宥めるように頭を撫でてあげた
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