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授業参観
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それからどんどん話は逸れていき、今は何故か好きな野菜の話をしていた
ふたりで凄く盛り上がっている野菜の話を聞きながら想が出してくれたりんごジュースを飲む
「想はね、サラダいっぱいつくるの!」
「サラダいいね!」
時計を見れば9時。
ふたりは楽しそうに話しているけれど、放っておいたらこのままずっと話し続けていそうなので鈴に声をかけた
「そろそろ帰ろ」
「今何時ー?」
「9:10」
「わー!もう遅いじゃん!ごめん!」
鈴は慌ててカバンを持つと環とお別れのハイタッチをした
「じゃ、帰ろっか」
鈴が、ごめんね、ありがとー!と想にお礼を言うと想は鈴に何か耳元で言った
すると鈴が目の前にやってきて、頭に優しく触れられる
「家帰ったらゆっくり休もうね」
よく分からないが、こく。と頷いて鈴の服の裾を掴んだ
「じゃあ、環ちゃん。おやすみ
今日は学校きてくれてありがとね!」
「楽しかったよ!ありがとう!!」
ふたりで玄関まで来てくれてお見送りをしてくれた。
玄関が閉まると、鈴は俺が掴んでいた服の裾を離させて、手を繋いでくれた
「遅くなっちゃってごめんね」
ううん。と首を横に振って、握ってくれた手を軽く握り返した
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