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「じゃあ、行ってくるね」
「…いってらっしゃい」
あれから他愛もない話をしながら、お風呂に入ったり髪を乾かしながら結と遊んでいたらいつの間にか寝ていたらしい
朝目が覚めると、結を抱きしめてベッドで眠っていた
結は眠れなかったらしく、朝から欠伸をしてソファでころころしていた
けれど、俺がキッチンに立つと直ぐにやってきて卵かけご飯を作ってくれた。
今まで食べた卵かけご飯の中で一番美味しかった気がする
そして、家を出るときは玄関までお見送りに来てくれて、それに手を振って部屋を出る。
家を一歩出たその瞬間からもう既に結に会いたくて帰りたいが、昨日あんなにも喜んでくれた学校に行くわけだから結に恥ずかしくない仕事をしないとなと意気込む
今朝、実家に結を今度連れていきたい。というメールを送ったのでいつ返信が来るかと内心はらはらしながら仕事へ向かった
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