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「写真より100倍くらい可愛かった!もちろん写真も可愛かったけどね!」
鈴はああいう子が好きなのかー。なんて言いながら部屋に連れて行かれる
「結はね、引っ越した先のマンションで隣の部屋に住んでた子なの。一人暮らし!」
「え!結ちゃんひとり暮らし!?」
生活できなそうー。なんてとんでもなく失礼なことを言うが、実際ひとりでは生活しきれていないところがあったから特に言い返せなくて苦笑した
少し話してから妹の部屋に入る
「見せたかったのはこれとこれと、これと!これ!」
「いっぱいあるね」
クスクスと笑いながら「これ」と指されたものを見る
「制服ー!可愛くない?」
「可愛い!」
俺の勤務先の高校ではベースがグレーの制服だが、妹のは紺色がベースだった
「しかもね!ネクタイなのー」
ふふ。と嬉しそうに笑う
「ネクタイできるの?」
「出来なかったけど、できるようになった!」
それからいろいろなものを見せられて色々な話を聞いた
「そろそろ結ちゃんのとこ戻ろっか!」
「そうだね」
弟の部屋に戻れば、結はベッドから降りて壁に寄り掛かって座っている
それを弟が「冷えちゃうよ」とか「どうしたの?」と言ってベッドに戻そうとしてくれているところだった
「ただーいま」
「あ、鈴…何かここが落ち着くって」
「結ーどうしたの?」
「…ここが良い」
「ここが良いらしい!」
じゃあ俺も隣に座ろー。と壁に寄り掛かった
「結は意外と勉強好きなんだよー」
弟に向けて言えば「じゃあ、一緒に問題解いてみる?」と結に問いかけた
「…いいの?」
「全然構わないよ」
「…やる」
結が立ち上がろうとしたところで1階から母さんの「ご飯にするから降りておいでー」と言う声が聞こえた
「勉強はご飯食べてからにしよ!」
結の事は抱き上げて階段を降りる
妹が抱き上げられた結の頬をつんつんして遊んでいた
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