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リビングにつくと、既にたくさんの料理が並べてあった
「わ、すごい!」
「たくさん食べてね」
そう言って笑ってくれた母さんに「ありがとう」とお礼を言って席についた
「みんな揃ってるし、もう知ってるとは思うけど結のこと紹介していい?」
「してしてー!」
言いながら妹は結の頬が気に入ったのかずっと触っている
「結は同じマンションで隣の部屋に住んでたんだ
それで、話す回数もあった…っていうのもあるけど、実際は俺の一目惚れなんだよね
今は恋人同士。一緒に住んでる」
ねー、結ー。と見つめてみれば、顔を赤くしながらも小さく頷いてくれた
それから顔を上げて小さく深呼吸すると口を開いた
「……っあの、…結です
鈴と一緒に暮らしています
最近は授業参観に行って、楽しかったです
料理も頑張っています…で、でも…焦げちゃいます
はやく、上手になりたいです
…よろしくお願いします」
ぺこっ。と頭を下げた結に母さんが「じゃあ今日、夜ご飯一緒につくる?よろしくね」と嬉しそうに俺を見て笑った
結も自己紹介を終えてほっとしたのか、母さんの問に、「はい」と小さく笑顔を作って頷いた
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