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恋人自慢
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「ひっさしぶりー!!」
玄関を開けるとともに環ちゃんが結に飛びつく
ふらつく結を支えるのも、もう毎度の光景になってきていた
「元気にしてたー?」
「鈴!うん!してたよ!」
とっても元気な返事に嬉しくなって、自然と笑顔になる
「そっかそっか」
そんなやり取りをしていると中から想が環ちゃんを呼ぶ声が聞こえた
それに気づいた環ちゃんは、たたたーっと走って居なくなってしまう
「お邪魔しまーす」
「…お邪魔します」
挨拶をしてからリビングに向かえば、ジュースをテーブルに運んでくれていた
「ありがとー」
「ありがと」
「うん!!」
テーブルの端の方にイルカのぬいぐるみが置いてある
きっと水族館で買ったものだ。
今日は何か用事があった訳ではなくて、ただふたりと話したかっただけなので想と環ちゃんが席につくのを見ると「あのね!」と話題を切り出した
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