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変化
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カラカラ。と部屋の扉が開き、医師が入ってきた
「おじさん、アルビノの子って初めてみたな」
優しく微笑み結を見る
「…そう」
「ここまで白いともう、美しいって感じだね」
「…そんなこと無いでしょ」
「自信持っていいと思うけどな」
言いながら、デスクに戻ると「あと5分ね」と言った
結は疲れたようで点滴をしている腕をじっと見つめていた
「そろそろ終わりだね。お疲れ様」
点滴の針を抜き、結に向き直る
「…大丈夫?」
「…うん」
「隣の部屋まで歩ける?そこで休憩してから帰ってね」
点滴の後はくらくらする事があるから。と気を使ってくれる
とは言っても、既にくらくらしている結の体を支えた
「気持ち悪くない?」
「…分かんない」
隣の部屋の用意してある椅子に座ると壁に寄り掛かって、息を吐いたのがわかった
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