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食事
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お腹が温かくなった結は、少し眠くなってきたようで白くてさらさらの髪をこくこくと動かしていた
無理にベッドに運んでも目を覚してしまうだろうから膝にブランケットをかけてその様子を見守っていた
見れば見るほど、儚い。
目を離していたらいなくなってしまいそうな雰囲気さえ漂っている
「寝ちゃったー?」
こくこくしていた動きが止まり、代わりにすーすーという小さな寝息が聞こえた
声をかけてみても反応をしないところを見ると、多分眠ったのだろう
そっと抱き上げてベッドに運べば、毛布にすり寄った
布団の白さと結の白さはほぼ同じに近くて、その空間はなんだかとても綺麗に見える
頭を撫でながら、ゆっくり休んでね。と心の中で思った
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