アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
仲良し
-
それから想にメールをすれば、午後からならいいよ。と返信が来た
結はソファの上でさっきから小さな声でうーうーと唸っている
苦しそうなわけでもないし、顔色が悪い訳でもない。
ただ、考えごと。といった感じだ
「どーしたのー?」
「…んー」
横になる結の脇をこちょこちょと擽る
「…っや、め」
体を捩ってくすぐったそうに笑う姿はやっぱり可愛い
そのまま抱きしめてずっとそうしていたい
1時間でも、2時間でも、ずっとそうしていられる気がした
「…ほんとに好き」
恥ずかしそうに手で顔を隠す仕草は、きっと笑うときの癖だ。
「俺、ほんとに結のこと好きだなぁ」
細い指に俺の指を絡ませれば、恥ずかしそうにまた赤くなった
「なんでこんなに可愛いの?」
目の前で顔を赤くして目を逸らした結の髪に触れる
「…可愛くないから」
こんなに可愛いのに自覚がないのは問題だな
俺が黙ったのが気になったのか、黄金色の綺麗な瞳と目があって、逸らされるかなーっと思ったけれど、珍しく目を合わせたまま、繋いだ手の力を込められた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
256 / 427