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昼休み。
少テストの採点を終え、残り10分というところで昼食を摂りはじめた
弁当を食べていると、今朝結が卵かけご飯を作ってくれたときのことを思い出して幸せな気持ちになる
鼻歌を歌いたくなってしまう気持ちを抑えて黙って昼食を食べた
何気なくケータイを見れば、メール通知がきていてケータイを手にとると直ぐに開いた
『そうね。日曜日がいいかしら。でも鈴が予定合う日でいいよ
結くんは好きな食べ物ある?』
あぁ、よかった。
結のことは話していたから大丈夫だとは思っていたが、やはりいざ聞くとなると緊張する部分があった
了承してくれたことに胸を撫で下ろしながら返信をうった
『ありがとう!じゃあ、日曜日行くね
んー、何でも好き!』
結って何の料理が好きなんだろう。
割と好き嫌いなく食べてくれけれど、かといって「あれ食べたい」みたいなのもないから分からない
けれど、美味しいって言ってくれるし、俺の料理の味付けは母さんから教えてもらっている部分もあるからきっと結も美味しいと思ってくれるはずだ。
母さん料理上手だし。
ケータイをテーブルの上に戻すと丁度昼休み終了の鐘が鳴った
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