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流される1
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「昨日のテレビ見ましたよ〜森田さんって秋葉さんのこと好きなんですか?」
ギクッ
ドラマの現場で急にそんな話が聞こえてきて、そちらを見ると女子達が森田に話しかけている。
少し距離はあるが、話し声はしっかりと聞こえる。
あーあのバライティー番組、放送は昨日だったのか、、、
テレビ番組は何があってもいいように基本撮りだめのため、撮ってから放送までラグがある。
あの撮影から全てが始まった気がする。
「はい。好きですよ。」
「キャーーー」
は?何言ってんだ?信じらんねーーーー!
俺に聞こえるくらいだ。他の人も絶対聞いてる…
昨日のを観てない人が聞いたら、絶対やばいだろ。
勘違いさせるようなことを言うな、と森田を睨みつけると、森田はキラースマイルでにっこりと微笑んできた。
ゔっ
無駄にカッコよくて不覚にもドキッとしてしまう…
そんな顔するなよ…
「お待たせしてすみません。撮影再開しまーす!」
森田の家に行ってから1週間経った。
…ということは、今日も森田と夜を過ごさないといけない。
今朝起きたら、森田から[現場終わったら一緒に帰ろう。]とひと言メールが来ていて、思わずスマホを床に投げつけてしまったせいで、スマホの画面にヒビが入った。返事なんかするもんか。
1週間前、オリオン、俺の居場所を守るためと森田とエッチなことをしてしまい、しかもかなり喘がされてしまった。
あれは、、、すごく気持ちよかったな…。
今日もあんなことをするのだろうか。
…ん?俺いま何考えた?
いやいやいや、待て待て、、、
違うだろ!無理やり、しかたなくやられてるんだ!
最近そういうことはご無沙汰だから、こんな風に思ってしまうんだ……きっとそうだ……
そんな百面相してる朝日を森田は熱のこもった目でじっと見つめる。
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