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幸せな休日 (kyrt)
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rt side
今日は仕事も、実況も、何もしない完全オフの日。
俺はその休日を、彼氏であるキヨくんと過ごすのが、一番幸せで大好きな時間だ。
今は、後から抱き着かれている状態で、一緒にお笑いのDVDを見ている。
二人でケタケタ笑いながら、コンビニで買ってきたお菓子を広げ、俺はカルピス、キヨくんはコーラを飲みながら、ゆっくりと時間が過ぎていく。
あぁ、なんて幸せなんだろう。
幸せすぎて顔がにやけちゃうなぁ。
緩んだ口元を元に戻しても、自然とまた口元が緩んじゃう。
「ふふっ」
思わず1人で笑ってしまった。
キヨ「え、今の面白かった?」
「ん、あぁ、いや、なんかね、幸せだなーって思って」
思ったことを口にすると、キヨくんは「何それ」っとふふっと柔らかく笑う。
「俺ね、この時間すっごい好きなんだよね」
キヨ「俺も」
そう言って、キヨくんは後からぎゅーっと抱き締めて顔を俺の肩に乗せ、俺の頬にキスをした。
ふふっ、可愛い。
猫が甘える時の様に、頭を傾け、トンと音が鳴る。
すると、俺の視界は急に揺れた。
「!?」
キヨくんに押し倒され、キヨくんの下に俺はいる。
「どーしたの?」
キヨ「ん…」
そして、俺の髪を優しく撫でながら、ついばむようなキスをする。
「んっ…」
横から、うっすらテレビの笑い声が聞こえる。
だけど、もう二人だけの世界。
だんだん、無音になっていく。
しばらくキスの雨を降らしたキヨくんは、少し潤んだ瞳で俺の目を見つめ、切なそうな声で「大好き…」と呟いた。
「俺も、だよ」
俺は少しはにかんでそう答えた。
すると、キヨくんは俺を抱き締めた。
苦しいくらいに。ぎゅーーーっと。
「キヨ、くん…?どーしたの?」
キヨ「んー、好き過ぎてやばい」
こんなに愛される俺はとても幸せ者だなぁ。
「俺も、幸せ過ぎてやばい」
キヨ「どこにも行かないでね」
「そっちこそ」
こうやって、二人の愛を確かめ合いながら、過ごすこの幸せな休日が俺は大好きだ。
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